プロペン2とどっちがいい? プロペンスリム レビューWacom Pro Pen slim

プロペン2とどっちがいい? プロペンスリム レビューWacom Pro Pen slim

Wacomから発売されている『プロペンスリム』性能はpropen2と互換です。

propen2対応の液晶タブレットを買ったものの、なんでかpropen2が手に馴染まなくて困っていました。

そこでダメ元でプロペンスリムを試したところかなりいい感じだったので書いてみます

ペン軸が細いので鉛筆みたいに細いのが好きな人や、手の小さい人とかも気になっているんじゃないでしょうか。

現在私の使っているペンがこちら。タブレットはCintiq 16 proでPro Pen2対応のものなんですが、実はPro Penでも感知して普通に使えます。そこでCintiq13HDのころから使い慣れているPro Penとクラシックペンも継続して使用しています。

筆圧はPro Pen2=8192レベル /  Pro Pen=2048レベル / クラシックペン=2048レベルです。
これだけレベル数が違うと、描いていてもハッキリ違いが分かります。なんですが、特にクラシックペンの細さ軽さがとても好きでずっと愛用し続けてきました。

期待のPro Pen slimを購入¥7918

ペンケースが試験管みたいな形をしていておしゃれ。右端の部分はキャップになっていて外すと芯が出てきます。
左3本と比較してみるとクラシックのくびれと同じぐらいの細さ。スラッとしてます。

重さは、Pro Pen2=15g, Pro Pen=18g, クラシックペン=11g, Pro Pen slim=13gです
クラシックペンがもっとも軽いですね

描き心地を確かめるために感圧の調整をしながら入り抜きを見ていきます。

※ちなみに私の筆圧は人よりかなり弱々しいです…。
※ペンはclip studio paintの「濃い鉛筆」すべてのお花マークで同じブラシサイズを使っています

①一番上の段はPro Pen slimで私の筆圧に合わせて調整してみました、入り抜き良い感じです◎。この状態で他三本を使ってみるとかなりぶっとくなっていますね。
②二番目の段はPro Pen 2で私の筆圧に合わせて調整したものです。入り抜き良い感じです◎。この状態で他三本を試してみるとPropen と slimがシャーペンのようにカスカスになりました。
③三番目の段はクラシックで私の筆圧に合わせました。比較的イマイチです△。お気に入りのクラシックですがこうして見ると、どの段でも感圧の強弱や入り抜きが殆んどなくて他3本より能力が低いように見えます。
④四番目の段はPro Penに合わせたものです。入り抜きまあまあよしです〇。強弱の変化や筆圧グラフを見ると、Pro Pen とslimは似ていますね。

どのペンに感圧を合わせるかで他のペンはかなり変化してしまうのでメインのペンをどれにするか決めたほうが良さそうですね。

弱い筆圧の場合、Pro Pen slimで感圧を調整した時の描き心地は最も良かったように思います。(これまでメインに使っていたクラシックの結果が比較的イマイチでショックだったのもありますが…)

細い軸も気に入ったし今後はPro Pen slimが私のメインになっていきそうです!